Amazonプライムビデオで映画「真夜中のパリでヒャッハー! 」と続編の「世界の果てまでヒャッハー!」を見ました。
元はBabysitting・Babysitting2というタイトルのフランス映画ですが、日本だとヒャッハー!というふざけた邦題になった作品です。
正直タイトルは元のほうが良いと思う。
ヒャッハー!とか見る気がおきなかったけど、レビュー評価が良かったので見てみるかと再生することに。
下品だしなんてイかれた映画なんだ…と思いつつ、最高に面白かった!!!
個人評価は
「真夜中のパリでヒャッハー! 」は☆4
「世界の果てまでヒャッハー!」は☆5!
「改題後のタイトルで見る気が起きないけど実は面白い映画」ランキング1位です。
「真夜中のパリでヒャッハー! 」「世界の果てまでヒャッハー!」のあらすじ
「真夜中のパリでヒャッハー! 」
出版社で働くフランクは、社長からひと晩子供の面倒を見て欲しいと頼まれる。その日の夜はフランクの誕生日パーティーだったが、頼みを断ることはできずパーティーをキャンセルして社長の豪邸へと向かう。そこで待っていたのは、甘やかされて育ったクソ生意気な少年レミ。フランクが父親の部下なのをいいことに、無理難題を突き付ける。そこに、フランクの悪友たちが押しかけてバカ騒ぎを始める。翌朝、社長が戻った家はメチャメチャに荒らされており、フランクもレミも行方不明。警察は強盗誘拐事件として捜査を始めるが…。
「世界の果てまでヒャッハー!」
恋人ソニアの父親が経営するブラジルの高級リゾート地のホテルに友人たちと訪れたフランク。彼はこの旅をきっかけに父親に認められ、ソニアにプロポーズしようと計画していた。ところが楽しいバカンスもつかの間、ソニアの祖母の世話を押し付けられてしまう。仕方なく彼女を連れてジャングルの秘境ツアーに出かけたフランクたちだったが、それは予想もしなかったとんでもないアドベンチャーのはじまりだった…!
「真夜中のパリでヒャッハー! 」「世界の果てまでヒャッハー!」の感想
以下ネタバレありです!
「真夜中のパリでヒャッハー! 」
まず映画の作りが面白い!
事件が起きるけど何があったのかを、ビデオに残された映像を見ながら探っていくという作風。
「ハングオーバー」のような感じです。
子守をする主人公サイド(過去)と子供の両親サイド(現在)を交互に見せますが、その間にコメディ要素もあり。
売春婦がたむろしていた場所に、一緒に映像を見ている警察がいたりと笑えるシーンが多い!
事件を起こして周りに迷惑をかけることもあり、人によっては笑えないかもしれません。
僕も最初は少し引きました。
すげー迷惑だなこいつら…とかインコ死んじゃったじゃん…と思ってたんですが、見てるとハプニングを笑うようになっていました。
主人公は子守をするけど子供(レミ)との出会いは悪く、仲良くなれません。
まぁレミは生意気なガキだなぁと思います。
金持ちの子供で恵まれてそうだけど、親がサッカーの試合を見に来てくれないと寂しい一面もある。
そんなレミを遊園地まで探しに行って、一緒に遊ぶ主人公たち。
それはバカなやつらだけど楽しそうだな、とハッピーな時間を見られました。
歳は離れてても精神年齢が同じなんですよね。
レミが喘息でピンチな時も、主人公はカートで爆走してマリオカートして家まで行く。
周りに迷惑、家も車もぐちゃぐちゃ、トラブル続きの夜。
けどレミも喜んで仲も良くなって、ビデオレターで誕生日おめでとうを言う。
親もサッカーの試合を見に来てくれる。
すごいハッピーエンドに見えてきます。
引くとこもあったし、イかれてると思った。
けど映画の作り方が良いし、ハッピーエンドだし笑えました!
個人評価は☆4です!
「世界の果てまでヒャッハー!」
続編ではフランスからブラジルへ行く話。
飛行機に乗る前に落書きしたり、飛行機でポルノ見たり、もうアホです。
今回も前作と同様に事件が発生、洞窟探索に行った奴らが行方不明。
カメラを拾って映像を見ながら何が起きたかを探ります。
僕は現在と過去を交互に見せる系の作品が好きなのかもしれない。
インド映画「きっと、上手くいく」もすごく好きでした。
さて、ホテルでは主人公の彼女や父親が動画を再生します。
何があったんだ…?と動画を見てみると、いきなり尻を振るダンス!
予想を裏切られ笑いました。
そして今度はちゃんと映像へ、男どもとおばあちゃん、旅行客の女子2人と共に飛行機に乗り自然探索。
ガイドと共に洞窟に行きますが、会話がもうフラグだらけ。
雨が降ると溺れるとか、ガイドが初めて来た時は迷ったとか、展開を期待せずにはいられない。
そしてここからトラブルの連続!自分たちで問題を起こし続けます!
ホテルで映像を見てる父(オーナー)もとばっちりを受けて笑わずにはいられない!
フラグ立てる→トラブル→ボケの連続だし、そんなんある!?ってつい言ってしまう怒涛の展開。
スピード感もある笑いが続きます。
そしてナマケモノが可愛い、おばあちゃんのインパクトが強い。
クライマックスの飛行機からダイブするシーンは不思議とスカッとする爽快感があります。
なんだかんだで最後はハッピーエンド。
オチも鳥にカメラを持っていかれて空からの映像で締め、う~ん綺麗な話だ!
2は前作よりも不快感が少ないです。
一部迷惑をかけるシーンもあるけど、結局終わりよければ全て良しという境地に行き着くんですよね。
とにかくテンポが良いし笑える素晴らしい作品でした。
僕は前作よりこちらのBabysitting2を先に見たんだけど、それから1を見てまた2を見たくなる不思議な中毒性がありました。
個人評価は☆5です。
終わりに
Babysittingの2作とも面白い!
日本語タイトルは正直見る気が起きないタイトルで、なんでこんなタイトルにしたのか正気じゃないと思いました。
でも内容は素晴らしい作品。
「改題後のタイトルで見る気が起きないけど実は面白い映画」ランキング1位です。
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