WordPressでサイト全体のフォントサイズや見出しのデザインを変えたい。
そんな時はテーマの編集をするわよね。
でも、使ってるテーマの更新をした場合。
これまで編集したデータは上書きされて、編集前に戻っちゃうの。
更新するごとにテーマの編集をするのは面倒だわ。
そんなあなたには、WordPressのテーマ編集に「子テーマ」を使うのがオススメよ。
今回は子テーマの解説と導入方法を紹介するわ。
子テーマとは何か
子テーマっていうのは、元となるテーマ(親テーマ)の内容を引き継いだコピーのようなもの。
親テーマの中で編集したい箇所がある時は、子テーマの方に追加で記載するわ。
そして子テーマを使用するテーマとして有効化、すると編集が追加された状態になるの。
子テーマ編集の例
例えば見出しのデザインを変えたい場合。
.article h2 { border-left:1px solid #000; margin: 40px -29px 20px; padding:25px 30px; font-size:26px; }
このデザインを↓のように変えるとするわね。
.article h2{ margin: 0 0 1.5em; padding: 0.8em; border-top: 3px double #B92A2C; border-bottom: 3px double #B92A2C; font-size: 1.143em; font-weight: bold; }
この変更を親テーマでやっていた場合。
変更するぞ~↓
やったー変更できたぞ~
あっテーマを更新しなきゃ↓
ぎゃ~っ戻っちゃった!
となるわ、これを子テーマで編集していた場合
変更するぞ~↓
やったー変更できたぞ~
あっテーマを更新しなきゃ↓
親テーマの更新をしたけど子テーマの編集はそのままだぁ~
こんな風に、親テーマのコピーである「子テーマ」の方を使ってテーマの編集をする。
親テーマを更新すると編集がリセットされるけど、子テーマの方に影響は無いから編集状態を維持できるわ。
子テーマを使う方法2つ
そんなテーマを使う方法よ。
2つ説明するわね。
その1 最初から子テーマが配布されるテーマを使う
親テーマと一緒に子テーマを配布しているテーマの場合、2つをダウンロードしてインストールを行うわ。
そして子テーマを有効化すれば使用できる、簡単ね。
このブログで使っているWordPressテーマ「ストーク」 も最初から配っているわ。
初心者がテーマを選ぶ時には、子テーマも配布しているものを選びましょう。
その2 自分で子テーマを設定する
子テーマが無い場合は自分で作成をするわ。
これはちょっと手間がかかるわね。
①まずはフォルダを作成。
名前は何でも良いけど「(テーマの名前)-child」がわかりやすいわ。
②「style.css」と「functions.php」の2つのファイルを作成。
まずはstyle.css。
アクセサリのメモ帳を開き、以下の記載をしてね。
/*! Theme Name: (ここに子テーマの名前) Template: (ここに親テーマの名前) */
そして名前をつけて保存で「style.css」で保存。
③functions.phpを作成。
メモ帳を開いて以下の記述をしてfunctions.phpという名前で保存。
<?php //子テーマで利用する関数を書く add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' ); function theme_enqueue_styles() { wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' ); }
④作成した2つのファイルを①で作ったフォルダに入れてアップロードするわ。
アップロードは「エックスサーバー 」を使っている場合。
「ファイルマネージャー」にログイン→自分のブログ名.com→「public_html」→「wp-content」→「themes」からファイルのアップロード。
エックスサーバーの場合で説明したけど、他のサーバーでもWordPressの構造は基本同じはずよ。
⑤自分のWordPressダッシュボード、外観からテーマ、でアップロードした子テーマを有効化。
以上で完了ね。
cssの表記が間違ってると上手くいかないわ。
自作する場合はちょっと面倒。
不安な人は、最初から配ってくるテーマがいいと思うわ。
まとめ
子テーマで編集するのはテーマの更新に影響されないから便利よ。
親テーマで編集した作業が無駄になるのは…すごい悲しいもん。
ぜひ子テーマを利用してね。
以上、WordPressのテーマ編集に便利な子テーマとその使い方の紹介でした。
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