Wacomのペンタブレットで使える、プロペン2シリーズのプロペンスリムってどうなんだろう?
標準ペンより良いのかな?と気になる人に向けて、実際に使った感想を紹介をします。
Pro Pen slimが気になる方は参考にしてください。
Pro Pen slimの良い点
軽さ
プロペン2シリーズで使えるプロペンスリムですが。まず軽い!
- 標準ペン 15g
- プロペンスリム 12g
と3g軽くなっています。
ほんの3gと思うかも知れませんが軽いです。
細さ
プロペンスリムは標準ペンよりも細いです。
- 標準ペン 直径11.9mm(最大15mm)
- プロペンスリム 直径9.5mm(最大11mm)
となっていて実際に見比べると違いがわかります。
グリップがベタベタしない
標準ペンのグリップは長期間使っているとベタベタしてきます。
対してプロペンスリムはさらさらした手触りです。
昔のモデルも標準ペンは使っているとベタベタするので、クラシックペンに変えたという人はいると思います。
描く時の安定性
標準ペンは描いている時に芯が回転する、という人がいました。
僕はそういったことは起きていません。
標準ペン、プロペンスリム共に描いていて安定しています。
安定性に関しては同じくらいです。
描いている時の感想
標準ペンが太いシャーペン(ドクターグリップのような)やマジックペンで描いているとしたら、プロペンスリムは細いシャーペンや鉛筆で描いているような感覚です。
細いシャーペンや鉛筆をよく使っていた人は、プロペンスリムは合うと思います。
Pro Pen slimの欠点
ちょっと痛い
プロペンスリムを超時間使っていると指が痛くなります。
通常ペンのグリップは柔らかいけれど、スリムペンは硬め。
指に強く当てていると少し凹んで跡がつきます。
今は優しく指の上に乗せる感じで描いています。
最初は痛く感じましたが、慣れもあるのか今は痛みが軽減できています。
筆圧のコントロールがうまく行かない人は、ワコムタブレットのプロパティで調整してください。
僕はペン先の感触を少し柔らかくしています。
サイドボタン
サイドボタンに関してですが、これは通常ペンの方が押しやすいです。
プロペンスリムは細くするためにサイドボタンの厚みが無いんですよね。
大げさに表現すると、標準ペンが「カチッ」に対してプロペンスリムは「コツ…」くらいです。
終わりに
僕は標準ペンとプロペンスリムを気分で変えて使っています。
新鮮な気分になって作業が捗るんですよね。
通常ペンは壊れやすいという意見を目にします。
幸い僕は壊れていませんが、もし急に壊れたら嫌だなというのもあり、プロペンスリムを購入しました。
値段は標準ペンと変わりません。
グリップがベタベタで嫌、軽くて細いペンが良い。
いざという時のために持っておきたい、という人はPro Pen slimを手にしてはいかがでしょうか。
ペンタブレットはWacom Cintiq 22 FHDを使っています。超オススメ!
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