「どんなタイトルにすればブログのアクセスが増えるんだろう」昔そう考えた僕は、Webライティングについて学ぶことにした。
そして現在、ブログを書き始めた時と比べたら、遥かに良い記事のタイトルを作れるようになった。
今回は僕が学んできた「ブログやWebで記事を書く時、クリック率が上がるタイトルの付け方」をまとめて紹介する。
ブログやライターを始めようという人には役立つ内容だ。
それ以外にもYouTubeの動画タイトルやプレゼンの資料などに応用できる知識となっている。
タイトルは32文字以内
タイトルが長すぎるとGoogleの検索画面で表示しきれない。
なので32文字以内に収める必要がある。
以前は28文字という説があったり、今では33文字が良いという説もある。
スマホ・PCそして検索結果・SNSと見る状況によって表示される文字数が変わるということがある。
状況や時代により変化はあるが、32文字以内でタイトルを書くのが安定だ。
キーワードは極力前に書く
キーワードは極力タイトルの前の方に書きたい。
もちろん読者の目に入りやすいからだ。
「東京のディナー」を検索する人から見ると
- おすすめディナー~~~~~~in東京
- 東京のおすすめディナー~~~~~
後者、冒頭にキーワードがあるとスッと目に入ってくる。
商品レビュー記事の場合も、商品名がなるべく前にあると見やすい。
また、ジャンルを文頭に【】で表記するのもありだ。
【ゲームタイトル名】【ライフハック】【グルメ】など一瞬でわかりやすい。
このブログでは【お手軽DIY】メタルラックをPCデスクにしてみた、という記事が結構アクセスを集めている。
数字が入っている
タイトルに数字が入っていると気になってクリックしたくなる。
- モテないあなたがやっている7つのこと
- 超簡単!これだけで痩せる5つの習慣
などの記事を見かけることは多い。
数字があることで「どんな内容だろう…」という想像が働く。
他にも
- 97.8%の生徒が成績アップした学習塾の勉強法
- 15年間ホテルのシェフを勤めた人がプロデュース
というように、数字で信頼度を上げることもできる。
信用度が上がる専門家
専門家の意見は信用ができる。
- 現役の医師が語る感染症の予防法
- 弁護士が伝える、注意して欲しい法律の抜け穴
などライセンスを持つ専門家の意見は信用度が上がる。
これはライセンスが無いジャンルでも使える。
例えばレビュー記事なら適当に商品を並べておく記事よりも、実際にやった人や買った人の意見のほうが参考になる。
また「ラーメンを年間500杯食べる人のおすすめ店」など情熱がある人には信頼が集まる。
先ほど紹介したように、数字を混ぜるとさらに信頼度が上がる。
誰が何を語るのかは大事だ。
検索ワード&自分のこと
専門家でなくても、自分の立場を明確にすると信頼度が上がる。
- 「ドローン操作未体験の○歳女性がドローン講習を受けてみた」
- 「料理下手の○歳男性が料理講習を受けたらどうなったか」
- 「ダイエット失敗しがちな○歳の会社員がライザップに行ってみた」
など筆者の立場を提示する。
読者が親近感を持ったり、自分もやってみようかな、できそうだなと行動を促せる。
僕自身はアレルギー性鼻炎と花粉症がひどかったので、空気清浄機の記事を書く時に花粉症という立場を使った。
悩みを解決できそう、と思えるタイトル
人は悩みを解決するために検索する。
「この商品どうかな?」とか「おすすめの商品あるかな」「ピンチだどうしよう」など困った時にはすぐ検索して解決方法を知りたいのだ。
なのでタイトルだけで悩みが解決できそう、と思えるタイトルにする。
僕は以前、頭痛になった時に頭痛の治し方を検索し、ツボを押して頭痛を和らげたことがある。
新宿で良いランチの店無いかな?と検索して昼食を食べに行ったこともある。
「簡単!頭痛を治す方法まとめ」「新宿のおすすめランチ店7選」などがあれば、疑問解決のためにクリックしたくなるものだ。
このブログでは「ペンタブレットの芯が抜けない!簡単に抜く方法は、針で刺す!」という記事をアップしたが結構なアクセスがあり、ペンタブレットユーザーの困ったを解消している。
手軽さ・簡単さをアピール
手軽さや簡単さをアピールする。
- コンビニで買える
- 100円ショップで買える
ならどこでも手に入りそうだな、安価だな、と入手のハードルが下がる。
何かを始めたい人に進めるなら
- 素人でもできる
- ゼロからでもわかる
- 未経験からでも出来た
などとにかく簡単にできそうと思える。
プラスワン、何かを足す
通常の記事に何か1つを足す。
関東近郊の観光地を紹介するなら「東京から~時間で行ける!」と東京からのアクセス時間を表示することで、東京在住の人もターゲットにできる。
「話題のあの料理、アレンジしたらさらに美味しくなった」なども追加要素として興味を引ける。
ありきたりな記事に1つプラスすることでオリジナルな記事が出来上がり。
意外性、えっ?と思わせる
- 甘いのに太らない絶品スイーツ
- 体にいいけど苦くない、美味しい青汁
など、普通とは違う意外性を持たせることで気になりクリックを促せる。
やってしまいがちだけど、実は良くないこと。
人気商品だけど、重大なデメリットがあった。
など「えっそうなの?」と思うことがあれば気になってしまう。
興味を引く強い言葉
興味を引く強い言葉を入れる。
- 意外と知らない
- 知りたくなかった
- 本当は話したくない
- 極秘の
- 究極の
- 圧倒的な
- 閲覧注意
など。
他の平凡な記事タイトルよりも強い引力を持つ。
ただやりすぎたり、内容がショボいと釣りタイトルとして不満が出る。
まとめ記事
まとめ記事や比較記事は人気だ。
- 簡単なダイエット方法まとめ
- 新型の空気清浄機5モデルの比較
など。
ただ以前あった雑なまとめサイトだと信憑性に欠けてしまう。
間違いのない最新の正確な情報が求められる。
先程も紹介したが、シチュエーションでのまとめ記事も有効である。
- 簡単!頭痛を治す方法まとめ
- 新宿のおすすめランチ店7選
~なあなたへ
「あなたへ」を使い読者に突き刺す
- いつまでも痩せられないあなたへ
- 禁煙を失敗し続けているあなたへ
- 抜け毛にお悩みのあなたへ
- あなたの歌が下手な原因
など、あなた(読者)のコンプレックスを刺激する。
また変化を想像させるのも有効だ。
- 音痴なあなたを歌上手に変える方法
- 冴えないあなたが部下に好かれる話し方
- 上司とそりが合わないあなたが好かれる秘訣
など、ターゲットユーザーは気になってしまう。
検索キーワード候補を見る
ツールを使いキーワードを見つける。
まず「ラッコキーワード」で記事のキーワードを検索すると、検索候補がいくつも出てくる。
読者がどんなキーワードで検索しているのかを調べ、キーワードをタイトルや記事内に入れる。
タイトルの付け方まとめ
記事はクリックされなければ読まれない。
読まれるためにもまず、読者が興味を引くタイトルである必要がある。
内容ももちろん大事だが、ファーストビューである記事タイトルも同じく重要だ。
書店に並んでいる本と同じ、平凡なタイトルより手に取りたくなるような本のタイトルである必要がある。
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