2020/2/29より公開の劇場版「SHIROBAKO」を見てきました!
アニメのSHIROBAKOは全24話のアニメ制作会社を舞台にした物語。
アニメ制作は大変な現場だけど熱い展開が多かったです。
そんなSHIROBAKO待望の劇場版をすごく楽しみにしてました。
監督によると、今作は完成したのが公開三日前らしいです。
普通なら冗談だろマーケティングだろ、と思いそうだけどSHIROBAKOならマジだなと思わせてくれます。
ちなみに劇場では先着で色紙がもらえます(全5種)
劇場版「SHIROBAKO」の感想
劇場版「SHIROBAKO」はアニメの4年後の物語。
最初に可愛いSDキャラで物語のおさらいをしてくれます。
忘れていた人にもありがたい、けど見返してから劇場に行ったほうが良いです。
武蔵野アニメーションの今はどうなっているのかな…
と思ったらビルに草が生えて廃墟気味になってるー!
三女(第三飛行少女隊)の二期が始まったけど、別会社が作ってお色気ネタアニメみたくなってる。
しかも人がいねぇ!皆どうした!?
アニメの後はどんどんいい作品を世に出して武蔵野アニメーションは盛り上がってるんじゃないか…と思ったらそんなことは無かったぜ!
アニメの企画がポシャって落ちぶれ。
社長は引退して料理人、スタッフは散らばり、ナベPが社長になったり。
成功してる人成長してる人もいれば上手くいってない人もそれぞれ、4年でいろいろあったんだなぁ…
悲しくもあるけど、これが武蔵野アニメーションって気もしてしまうのがさらに悲しい。
本田さんが太ってる!アニメ制作辞めて痩せたと思ったらケーキ屋さんでめっちゃ太ってる!
けど幸せ太りで良かったね!
スタッフがいなくて仕事ができない武蔵野アニメーション、仕事がなくてさらにスタッフが減る。
悪循環の中にポシャった劇場版の丸投げ依頼が!
元々劇場版を依頼してた制作会社が仕事してなかったとかアニメ業界やべぇ!
宮森に話が来たのが2019年4月、劇場版の公開は2020年2月と10ヶ月しかない!
10ヶ月で劇場版アニメを…?できらぁ!
引き受ける宮森そして武蔵野アニメーション。
引きこもってる監督やスタッフを集めて劇場版アニメの制作に取り掛かった!
最初は落ちぶれた超マイナスのスタートだけど、仲間を再結集して目標へ向かっていく王道展開で熱い!!
新キャラのアシスタントプロデューサー宮井楓と宮森が飲んで不満をぶちまけるところも気持ちいい飲みっぷりだった!
いいコンビだ!
以前の企画がポシャりショックで闇落ちした遠藤さん、下柳さんがやろうぜと誘う。
昔はひと悶着あったけど仲良くなった二人、下柳さんが遠藤さんのことお前って言ってて4年でさらに仲良くなったのかなぁと思う。
遠藤さんのメカを下柳さんが動かすぜ、というこの二人もいいコンビ。
というか、遠藤さんの嫁が天使すぎる。
仕事してなくて闇落ちした夫を笑顔で支える良い奥さんだぁ!
それぞれのキャラに悩みが不安があり。
人との関わりで変わったり成長したりとドラマがある。
メインのドーナツ五人娘が今回も企画に関わって活躍してて嬉しい!
ずかちゃんの演技上手い!
数々のトラブルや障害を乗り越えて完成へ向かっていく、宮森、武蔵野アニメーション、スタッフ関係者の熱い想いにこちらも心が震えました。
宮森&楓が敵地に乗り込むアクションシーンが激しくてカッコいい!
今回は早めに完成するもクライマックスに納得がいかない宮森や監督スタッフの皆。
最後のシーンを作り直して出来上がったシーンの迫力が凄まじい。
皆の見えない努力が詰まってるのを感じて感動した。
普段見ているアニメも多くの人の努力やこだわりがあって出来てるんだなぁと気付かされます。
めっちゃ面白かった!!!
おなじみの幻覚パートもあり、唐突に始まる謎ミュージカルもあり。
今まで手掛けたアニメキャラたちが踊ったりするのは見てて頭がおかしくなるかと思った(笑)
ぷるてんもいるし。
その他思ったこと
- ジャージ姿の小笠原さんが可愛い
- 矢野さんずっと可愛い、ママァ…
- 杉江さんヒゲ伸ばして達人感が増す
- 平岡だいぶ丸くなった
- 丸川さんのカレー食べたい
- みゃーもりはやっぱり超優秀だぁ
- 僕はみーちゃんが好きです
終わりに
アニメの後、皆はどうなっていくんだろう…と気になっていました。
そして劇場版では4年後の皆の成長や活躍が見れてすごく嬉しくなった。
叶うならさらに先も見てみたいな~とSHIROBAKOはそんな風に思う作品です。
武蔵野アニメーションの戦いはこれからだ!
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