映画ゆるキャン△の感想は…リアルでせつない…!と思ったオタクの話

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映画『ゆるキャン△』を公開初日に見てきたので、個人的な感想を言います。
もちろんネタバレありなので、見てない方はご注意ください!

 

率直な意見を言うと……

みんな変わらず可愛い。
けどリアルなところもあって、せつないなぁと感じてしまう。
というのが大まかな感想でした。

 

目次

映画ゆるキャン△のキャラに関して

まずね、イメチェンしてるキャラがいるけど、それがせつない。
ロングヘアーだったリン、なでしこ、さくらが髪を切っちゃってる。
え???マジ???と思った。
ロングヘアーが良かったのに切っちゃうの??と。
もうお団子ヘア引退しちゃうの???と思った。

それに髪を切るって何かあったの?と面倒なオタクみたいなことを思ってしまうんだよね。
キャラが成長して変化しちゃうっていうのが、せつない。
あかりちゃんはイケメン金髪白人のオスガキみたいで可愛さが行方不明になったし。
パパリンはヒゲ生えてて、無い方がよくね?と思ってしまったりした。
ちくわは老犬になってしまっているし、それがリアルではあるんだけど、せつないんだよね……

 

映画ゆるキャン△のストーリーに関して

続いて本編の話です。
最初は花火を見ながらの楽しいキャンプシーンから。
女子高生たちがアウトドアでキャッキャする微笑ましいシーン。
けど成長して大人になり、離れた場所で働いている。
社会人になって忙しくなったり、疎遠になって集まることがない、というリアルさがせつない。

名古屋にいるリンのもとに千明が来て飲み会して、酔った勢いでタクシーへ。
名古屋から深夜タクシーで山梨まで行くと料金が11万円超えるらしいんだけど、友人がこんなことやりだしたらコイツ正気か!?とリアルに想像しちゃうんだよね。
車で名古屋~山梨は嫌だよ新幹線にしてくれぇ~~と思う。

まぁコメディなのでそれはさておき。
みんなで久しぶりに集まってキャンプ場を作るという目標ができた。
目標に向かって協力して作り上げていくっていうのはすごく良い。
人によってはボランティアで搾取されてる感があって、全力で楽しめない方もいるだろう。
けど本人たちが楽しいならアクティビティみたいなもんだし、良いと思う。
オリンピックだって一部の人が儲かる商業運動会みたいなもんだし。
そのボランティアをやりたい人がいるなら、勝手にやればいいと思うんだよね。
僕はオリンピック自体1秒も見てない興味がない人だけど、やりたい人にとっては面白いんだろなぁと思うし。

リンに関しては移動がめっちゃきつそうだけどね。
名古屋から4時間かけて来て、肉体労働して帰るってハードだよなぁ。
予算あまり出ないって話だったけど、交通費とか手当はもらってるよね……流石に……と思うんだけど。
今の日本を見てると中抜きと搾取をしてるんじゃないか?とリアルに思ってしまうんだよね。

途中までキャンプ場作りは順調だったけど、ちくわが何かを見つけてしまう。
僕はこの時「まさか土器を見つけて遺跡調査が始まってキャンプ場の計画中止になったりしないよな。
そんなシナリオにするわけないよなぁ」と思っていた。
せめて不発弾とか埋蔵金とかトリュフとかで、それが話題になる流れだよなぁと思った。
けど無情にも遺跡調査という流れだった。

う~んと思ったんだけど、まぁ映画だし宿命みたいなもんだなぁとリアルに思った。
映画のシナリオはピンチがあって乗り越えて、壁が現れて乗り超えていくっていうものがメジャーだから。
「君の名は。」とか展開がどんどん変わっていくジェットコースターみたいなシナリオだしね。
だから普通に山も谷もなくていいかな、とはいかないんだよね。
アップダウンが必要、だからやむなし。
それも乗り越えてめでたしで終わるエンドでまぁ良かったです。
みんな楽しそうにキャンプしてたしね。

ゆるキャン△アニメはファンタジー、映画はリアル

映画ゆるキャン△楽しめたんだけどやはりリアルさを感じてしまってせつないんだよね。
アニメ1期、2期と共に女子高生がキャンプでキャッキャする微笑ましい物語だった。
けどもしかして女子高生たちがキャンプするのってファンタジーなのか???と思ってしまった。
社会人として働いたり変わっていくキャラたちを見て、今まで見ていたのは幻???と思ってしまった。
「SHIROBAKO」とかは最初からアニメ制作現場で働く作品だったので楽しめたけど、
ゆるキャンでは華やかなキャッキャから急に現実に戻ってるようでせつないんだ。

ゆるキャン△1期はディズニーランド
ゆるキャン△2期はディズニーシー
映画ゆるキャン△は帰りの京葉線
って感覚になってしまうんだ。

ただ、なでしこのお店にやって来た女子高生たちは輝いてた。
この娘たちのキャンプシーンを見てみたいと思った。
そうか、僕は女子高生たちがわいわいキャンプするファンタジーが見たかったんだなと思った。

あ、どうでもいいけど僕はディズニー詳しくないし、ディズニーランドの中がどんな所かもわからないので例えで出しています。

映画ゆるキャン△まとめ

そんなわけで映画ゆるキャン△。
成長したみんなの姿に戸惑いやせつなさはあったけど、楽しめた映画でした。
PCの画面で見ていたアニメが、映画館の大スクリーンで見れるのはやはり良いね。
アニメの劇場版を見る時は嬉しさと共に、あぁこの娘たちとはここでお別れなのかなぁというせつなさもある。
ラブライブ!とかガルパンとかSHIROBAKOで何度も感じていた。
けどゆるキャンは別のせつなさがあった。
画面が消えた後はCパートで夢オチとかないかな?と思ったりもした。
けどまぁ…こういうのもまた一興、と思った。
そんな劇場版ゆるキャンでした。

あなたはどんな感想でしたか?
僕は以上です!おわり!

 


 


 

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この記事を書いた人

志真(しま)
野良マンガ家、漫画描いたりブログ描いたりして引きこもっている。漫画は↓
一迅社「女騎士さまは屈しない!」
ジャンプ+「好敵手紀行」など

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