漫画で稼ぐ方法8選!商業連載以外で儲けるクリエイターの生存戦略

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昔は漫画でお金を稼ぐ手段と言えば、雑誌で連載し単行本を売る方法しかありませんでした。
しかし、今ではテクノロジーやサービスの発展により、個人で稼ぐ方法が増えました。
商業連載以外にも、これから漫画で稼ぎたいという人に向けて方法を紹介していきます。

もちろん漫画家以外の人でも、クリエイターの生存戦略として使えるものもありますので使ってみてください。
紹介するほとんどのものが始めるのにお金はかかりません。

 

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目次

電子書籍販売

自分で作成した作品を電子書籍として販売する方法です。
電子作品なので元手はかかりませんし、在庫も無限で24時間販売可能。
漫画以外にもイラスト集や小説としても販売できますね。

販売サイトはKindle、ブックウォーカー、DLsite、PixivBoothなど多数のサイトがあります。
自分の場合は今紹介した4サイトで販売中です。

中でも1番売れているのがKindleです。
電子書籍で最も利用者が多いですからね。
ただしKindle専売だと売り上げの70%がもらえますが、他のサイトと併売だと35%になってしまいます。

ブックウォーカーは50%。
DLsiteは販売金額にもよりますが約50%。
PixivBoothは96.4%と圧倒的に作者のリターンが大きいです。

受け取れる金額

PixivBooth 96.4%
DLsite 約50%(販売金額にもよる)
ブックウォーカー 50%
Kindle 35%(併売)/70%(専売)

 

複数のサイトで一括販売したい

マンガハックPerryという、複数の電子書籍販売サイトで販売をしてくれるサービスもあります。
電書バトという同様のサービスもあります。

各サイトでの申請が手間という人は利用するのも良いと思います。
僕も自分で申請しているサイト以外はマンガハックPerryにお願いしています。

成年向け作品の場合は?

成年向け作品を売る場合はDLsiteとFANZA(旧DMM)を選んでください。
他にもサイトはありますが売れる&ユーザー数が多いのはこの2つです。
あとPixivBoothでも売りましょう。

同人誌販売

自分の作品を同人誌という形で販売をします。
コミックマーケットにサークル参加したり、書店委託をします。

同人誌で儲けている人もいますが、コミケサークルの6割は赤字というデータもあります。
印刷費用に参加費や交通費もかかってしまうのです。
なお、書店委託の場合は7割が作者に入ります。

売れる人は売ますが、始めたばかりで作品に自信がない、知名度がない。
そんな場合は電子での販売やSNSの活動から始めるのが良いと思います。

ファンクラブ/クリエイター支援サービス

クリエイター支援サービスでファンの方に支援をしていただきます。
PixivFunBoxやENTY、ファンティアなどのサービスがあります。
月額課金でリターンを受けつつ、クリエイターの方を応援できます。

僕はPixivFunBoxを利用しています。
支援してくださる方がいて大変ありがたいです。
提供するものは人それぞれですが、僕はWeb漫画の先行公開や限定ネーム公開などをしています。

志真のFunBox

グッズ販売

自分で作成したグッズを販売します。
コミケやコミティア、デザインフェスタ等のイベントで販売することもできますが、Webでの販売も手段としてあります。
PixivBoothはグッズ通販も可能です。

しかし、こちらも元手がかかってしまいます。
僕は以前Tシャツを作りイベントで出したのですが、印刷所のミスでプリントが霞んでいたことがありました。

そういったリスクもありますが、元手がかからずにグッズを作り販売することもできます。

PixivBoothのpixivFACTORYでは製造代行オプションというものがあり、絵のデータを登録すると注文が入った時にグッズを作成し、購入者に届けてくれます。
グッズはTシャツやアクセサリー、スマホケースと種類も豊富。

Tシャツトリニティというサイトでも、同様の作り方でTシャツやパーカーなどの衣類やバッグが販売可能です。

デジタルデータのグッズというなら、ラインスタンプの販売もグッズ販売になりますね。

YouTube

YouTubeでマンガ動画をアップロードし、再生数に応じて広告費を得るという手法もあります。
ただし、収益化までチャンネル登録者数1000人が必要だったり、一定の再生時間が必要です。

僕は昔から動画投稿をしていましたが、残念ながら収益化できていません。

志真のYouTube

投げ銭

WEB漫画投稿サイトで作品を公開し、投げ銭をもらいます。
ストリートミュージシャンのようなスタイルですね。
投げ銭がもらえるサイトはニコニコ静画やマンガハック、Noteなどがあります。

ニコニコ静画では再生数に応じて収益が発生するクリエイター奨励プログラムというものもあります。

漫画でというわけではないですが、PixivSketchというPixivのライブ配信サービスで作画ライブをして、投げ銭をいただいたこともあります。

広告/アフィリエイト

ブログやWEB漫画投稿サイトで作品を公開し、広告収益やアフィリエイト収益をもらいます。

クリック型広告

クリック型広告で有名なのはグーグルアドセンスですね。
ブログに貼られたクリック型広告を読者がクリックしたら収益が発生します。
アドセンスのデメリットとしては、過激な作品の場合広告がつかない場合があります。
漫画だけでなく、アドセンス自体にアルコールや危険物の記事には広告がつかないなどルールがあるので注意してください。

漫画投稿サービスの「ジャンプルーキー」では、グーグルアドセンスのアカウントで広告収益を得られるサービスも行っています。

アフィリエイト

アフィリエイトと言っても商材や手法は様々です。
僕の場合はブログの最後に、漫画に関係ありそうな商品のリンクを置いています。
通販サイトは主にAmazonです。

例えば漫画の中にチョコが出てきたら、チョコの販売ページのリンクを貼るとか。
ユーザーがそのリンクからチョコを買ったら収益が発生します。
紹介した商品以外の商品を買った場合でも発生します。

Amazonの商品を紹介するならAmazonアソシエイトに登録するのですが、審査に落ちたという話や最近は審査が厳しくなったという話も聞きます。
審査は自分のブログを紹介して、このブログでアフィリエイトを行いますという申請を行うのですが、出来たばかりのブログでは確実に受かるとは言い切れません。
手軽にAmazonの商品リンクを利用したいなら、「A8.net 」や「もしもアフィリエイト」を利用するのが簡単です。

この2つはアフィリエイトサービスで様々なアフィリエイト広告を利用することができます。
Amazonや楽天の商品紹介もこちらから行うことも可能で、審査は受かりやすいです。
どちらも登録料や年会費などはかからず、無料で利用することが出来ます。

これは関係ないのですがセルフバックというシステムもあります。
セルフバックというところをクリックしてから、宿の予約をしたりコーヒーメーカーを買ったりするとキャッシュバックがあるというサービスです。
無料で得をするサービスなので利用した方が良いです。

A8.net
もしもアフィリエイト

Webマンガ制作の仕事をする

Webでマンガ制作の仕事を請け負います。

たとえば「ココナラ」に漫画やイラスト制作の案件を登録しておき、依頼が入ったらお仕事をする形ですね。
料金が4~5万円でもバンバン仕事をしている方がいます。
ココナラ自体の登録は無料です。

スキルのフリマ【ココナラ】

終わりに

漫画で稼ぐ方法7選を紹介しました。
趣味で漫画を描いている人でも気軽に行えるサービスが多いです。
副業感覚で始めるのも良し、たくさん儲かったらWeb漫画家として生きていくのもアリだと思います。

商業連載以外の道もありますので、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

志真(しま)
野良マンガ家、漫画描いたりブログ描いたりして引きこもっている。漫画は↓
一迅社「女騎士さまは屈しない!」
ジャンプ+「好敵手紀行」など

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