イラストレーター・絵描きの方に絵の仕事を依頼したい、という人がいると思います。
漫画家の僕自身も、依頼されて絵の仕事をしたことがあります。
また、僕から絵描きの方にお仕事のオファーをしたこともあります。
今回は絵描きに絵の仕事を依頼する時に注意すること、依頼の方法をまとめました。
これから絵の依頼をする方は参考にしてください。
なお、絵の依頼をする時には
- 絵描きに直接依頼する
- イラスト依頼サービスを使う
という方法があります。
価格の相場は?
絵の価格は何円なんだろう、という疑問があります。
結論から言うと場合によります。
当然ですがイラストレーターの実績や絵の内容で変わります。
まずはイラストレーター協会に記載されている価格表などを参考にしてください。
他にもライトノベルの表紙の場合は15~25万など、と言われています。
イラストレーターの実績になって知名度が上がる仕事ならば、受けてもらいやすくなります。
個人依頼や知名度アップに繋がるかわからない場合は、価格を高くしないと受けてもらえないかもしれません。
以前イラストレーターの方がTwitterでつぶやいていたものは、このような価格になっています。
もう1回これ貼ってみよう
新人~中堅の絵描きさんからはある程度「こんなもんだよね」って
同意してもらえると思ってる pic.twitter.com/48YIFm2UVs— かなどめはじめ(CH@R) (@2v_26) 2019年6月18日
繰り返しますが、依頼する絵の内容や絵描きによります。
人気のイラストレーターなら高くなりますし、背景や複数キャラ、細かいパーツがあると手間がかかるので価格が上がります。
もし依頼しようとしているイラストレーターの方がSkebをやっているならチェックしてみてください。
依頼の場合「お任せ価格~~円」などと描いてあります。
価格は2万円、3万円、5万円など人それぞれですが、参考にしてください。
絵描きに直接依頼する場合
希望のイラストレーターに直接依頼する方法です。
これから絵描きを探す時はPixivやTwitter等で探します。
プロフィールに絵の仕事を募集中、と記載しているかもチェックしてください。
早いのはPixivで「お仕事募集中」で検索すると、仕事を受けてくれやすい人が見つかります。
依頼する時は
- 絵の詳細(こういったキャラクターが良い、こんな絵が良い など)
- 絵の用途(Webサイトで使う、広告で使う など)
- ファイル形式(PSDで、jpgで など)
- 絵のサイズ(縦○○px×横○○px、解像度350 など)
- 納期(○○日までに可能でしょうか など)
- 報酬額
なども伝えます。
報酬額はいくらですか?と聞くより、○○円で可能でしょうか?と依頼者側からまず提示します。
もちろん断られることもあります。
僕も依頼したことがありますがスケジュールが空いておらず断られたことがあります、これは仕方ありません。
もし報酬の問題なら、金額を上げて再交渉をしてみてください(可能ならば)
スケジュールの問題ならば、空くまで待つか、埋まっているなら諦めて別の人に頼みます。
依頼する時に言うこと
依頼する時は、その絵描きの好きなところや、どんな作品をきっかけに依頼したか、何故その人を選んだかなどを記載します。
誰でも良かったのでは無く、あなたに依頼したいと伝えます。
報酬に関しては信頼できる企業ならば安心ですが、有名でなかったり個人からの依頼だと払われるか心配な面があります。
僕は以前、漫画の仕事依頼があり作業をしていましたが、急に相手と音信不通になったことがあります。
漫画の背景作画会社の方の話では、未払いや踏み倒そうとする人もいるらしいです。
可能ならば、先払いや一部先払いができると信頼度が上がります。
イラスト依頼サービス
絵描き個人に依頼する以外にも、イラスト依頼サービスを使うという手段もあります。
イラスト依頼サービスは間に第三者が入ってくれるので安心感があります。
それに最初から価格が記載されている上に、スケジュールも把握できます。
絵描きの方に直接依頼したいけど、受けてくれないかも…と思う方は依頼サービスを利用してみてください。
そんなイラストの依頼サービスを紹介します。
ココナラ
ココナラではイラストやアイコンの作成、漫画・コミックやキャラクター作成、似顔絵やペットイラストの作成、と様々な絵を依頼できる人を探せます。
これまでに受けた仕事の数や評価、スケジュールの空きも確認できるので依頼がしやすいです。
僕自身もココナラで出品をした経験もあります、チャット形式でやりとりをするのでスムーズに行えました。
SKIMA
SKIMAでは誰でもイラストレーターにイラストやデザインの依頼ができます。
ココナラとどう違うのか、というと差は登録しているイラストレーターの違いです。
ココナラとSKIMAをどっちもチェックして、依頼したい人に発注するのが良いと思います。
他にも「スキルクラウド 」などもありますが、登録してるイラストレーターが多いココナラとスキマが良いです。
終わりに
絵描きに直接頼む時は
PixivやTwitterで探して、プロフィールに記載されてるメールアドレスやダイレクトメッセージを送る。
依頼する時は詳細を細かく送る。
可能なら一部先払い等で信頼感を与える。
イラスト依頼サイトを使う場合はココナラやSKIMAを見てみる。
これからイラストレーターの方に依頼をしたいという人は参考にしてください。
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