【実話】母の友人が殺し屋だった時、少年が思った3つのこと

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母の友人が殺し屋だった

映画や漫画でよく見る設定の「殺し屋」ですが、あなたは殺し屋に会ったことありますか?
僕はあります。
母の友達が殺し屋でした。
僕自身もよく会って話していた女性の方でした。

その人はある日、依頼されて殺人を行い、捕まり刑務所行きになりました。
これは僕が子供の頃の話です。
その時に僕が思ったことを話します。

その母の友人の家には、母に連れられて何度か行きました。
お金持ちというわけではない、アパートの1階の部屋でした。
家の居心地はどうだったかというと…良くはありません。
僕にとっては嫌な感覚に陥る、匂いと雰囲気を感じていました。
なので正直、その人の行くのには気が進みませんでした。
なお、その人自体は普通の人です。
狂った殺人者といった外見ではない、普通の女性でした。

そしてある日、その人が依頼され殺人を行ったことを母は知りました。
別の友人から聞かされたようです。
家でも話題になり、僕にも伝わってきました。
僕は見ていませんが、ニュースや新聞でも報道されたようです。

母の友人が殺人のために依頼された金額は「100万円」でした。
そして殺人罪で刑務所行きとなります。
事件直後、母と僕はその人の家の前を車で通ることがありましたが、報道関係の方がカメラを持って家を撮影していました。

母はショックを受けていました。
何気なく接していた友人が殺人犯となったことに、驚き戸惑います。
突発的に発生した殺人事件ではなく、依頼され金のために行った計画的殺人です。
僕は葬式や人の死で泣いたことはありませんが、母は結構泣いていたので感情が強い方なんだと思います。

皆さんはどう思いますか?
もし日頃会っている友人が依頼殺人を行ったとしたら、どう感じますか?

子供の頃に思った3つのこと

僕は母の友人による依頼殺人の話を聞いた時、子供ながら3つのことを思いました。

仕事に高値がつく人になりたい

まず報酬100万円って安くないですか?
もちろん100万円は高額です。
ですが殺人を行うのに100万円は安っ!と子供ながらに思いました。

金銭状況は人によって違います。
借金がかさむと人は正常な判断能力を失い、異常な行動を起こすこともあります。
強盗や窃盗など犯罪行為に至るケースもあります。
ちなみに母の友人は借金があるという話は聞きませんでした。

子供の僕が思ったのは、どうせなら仕事に高値がつく人になりたい!ということでした。
100万円で殺人なんかしたくない、仮に金額を提示されるなら、10億とか高額のオファーがもらえる人になろうと思いました。
もちろんいくら積まれても犯罪はしたくありません。

狙われるなら高値がつく人になろう

依頼されるのとは逆に、ターゲットとして狙われるにも高額の提示をされる人になろうと思いました。
100万円で命を奪われるのは嫌じゃないですか?
どうせなら100億とか高額の懸賞金がかけられる人になりたい!そう考えていました。

仕事はちゃんとできる人に任せよう

絶対にありえませんが、もし自分が殺人を依頼するならちゃんと仕事ができる一流に任せたいと思いました。
そこいらの人に安い金額で依頼をしても、失敗したり捕まって足がついてしまいます。
捕まる犯罪者は3流、逃げても見つかる時点で2流。
1流なら気が付かれません。
安い殺し屋に依頼したら「安物買いの人生失い」になります。

なので仕事を任せる時はプロフェッショナルに任せたい、そう感じました。

終わりに

映画などフィクションでは目にする殺し屋ですが、実際に話した人は少ないんじゃないかな?と思います。
もしあなたの友人が殺し屋だった時、あなたは何を思いますか?
母の友人が殺し屋だった時、子供の僕が思った3つのことでした。

繰り返しますが、母の友人は普通の見た目の女性です。
もしかしたら、あなたの周りにいる普通の方が、実は殺し屋ということがあるかもしれません。

 

 

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この記事を書いた人

志真(しま)
野良マンガ家、漫画描いたりブログ描いたりして引きこもっている。漫画は↓
一迅社「女騎士さまは屈しない!」
ジャンプ+「好敵手紀行」など

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