液晶タブレットを選ぶポイント、絵を描くのにおすすめの液タブはこれだ!

「液晶ペンタブレットで絵を描きたい」「液晶ペンタブレットってどれがおすすめなの?」
そんな方に向けて液晶ペンタブレットを価格別にまとめて紹介します。

僕はこれまで10年以上ペンタブレットを使って漫画やイラストを描いてきました。
液晶ペンタブレットはとても便利な道具で、なおかつ描いていて絵が上手くなったと感じています。
液タブのおかげで漫画の単行本も出すことができました。

液晶ペンタブレットに興味がある、これから使おうと思っている、そんな方はぜひ参考にしてください。
また僕が使っているオススメの液晶ペンタブレットや、液タブ作業に便利なアイテムも後ほど紹介します。

液晶ペンタブレットとは?メリット・デメリットは?

「液晶ペンタブレット」とはペンで画面に直接描き込む感覚で操作ができるペンタブレットです。
液タブを使うメリットは多くあります。

メリット

昔は板型のタブレットを手元に置いて手を動かし、正面の画面を見ながら描いていましたが違和感がありました。

板型タブレットでの作業

ですが液晶ペンタブレットは直接そこに絵を描いているように描けます。
違和感がなくスムーズに描けるんです。
イラストや漫画、デジタル作業をするのに液晶ペンタブレットを使うのはオススメです。

また、通常使っているモニターに資料画像を表示して液タブで絵を描く。
そんなマルチディスプレイでの作業も便利です。

デメリット

液晶ペンタブレットは板型ペンタブレットと比べて価格が高いです。
板タブレットは1万円ほどで買えるモデルもありますが、液タブは安くても3万円~です。
昔使っていたモデルは20万円しました。

しかし、それだけの価値はありますし今は比較的安価で買えるようになりました。

あと液タブでの便利な作業に慣れると、アナログ作業に戻れなくなります。

選ぶ時に見たいところ

液晶ペンタブレットを選ぶ時にチェックしたいポイントを紹介します。

筆圧レベル

筆圧レベルとは感度です。
昔のモデルは1024~2048レベルほどですが、今はその4倍・8192レベルのものもあります。
高感度のものはペンの傾きも感知し、高精細な線が描けます。
ただ相当こだわる人じゃないと違いがわからないというか、使ってて差を感じないと思います。
それでも高い方が良い性能です。

サイドボタン

画面の横にサイドボタンがあるモデルと無いモデルがあります。
ボタン1つでショートカットキーが使えて便利なものですが、人によっては不要です。
僕や知人はサイドボタンを全く使わず、無くていいという意見でした。
無いとスリムです。

サイズ

ペンタブレット本体のサイズですが、大きければ良いというわけでもありません。
友人は最大サイズの液タブを使っていましたが、大きすぎる…もう少し小さい方が良かったと言っていました。
また大きなサイズのものは価格が高くなります。
用途や机のサイズを考え選ぶのが良いですね。

重いモデルは力がない人だと設置が大変だったりします。
しかし一度設置してしまえば頻繁に動かす物ではないのでさほど問題ありません。

角度調整

スタンドがついてて角度が自由に決められるモデルがあります。
人それぞれ合う角度があるので、これはすごく便利です。
別売りスタンドを買わないと角度が自由じゃないモデルもあるので注意してください。

エントリーモデル 5万円以下

まずは低価格帯のエントリーモデルを紹介します。
いきなり高額なタブレットはちょっと…という方はこちらから始めてみてください。

Wacom One 13

ペンタブレットメーカーの老舗、Wacomからエントリーモデルの液晶ペンタブレットが発売されました。
昔の液タブは20万円ほどしたのですが、こちらは約4万円と破格の値段。

サイズは13.3型(35.7×22.5cm)でA4の用紙に近いサイズ。
最大表示解像度はフルHD(1920×1080)となっています。
ペンはバッテリーを使わずに自然な描き味のペンで筆圧レベルも4096レベル使えます。

接続はHDMIポート、USB-Aポートを使いOSはWindows7以降/macOS 10. 13以降/Android(対応端末)にて使用可能。

スタンドは折りたたみスタンドで(3°/19°)の角度で使えます。

軽くて薄く持ち運べる重さ、コンパクトだけど描きやすい。
といったユーザーの意見が見られます。

この値段でこの性能の製品が手に入るいい時代になりました。
気軽にデジタル作業を始めたい人には良い液晶ペンタブレットですね。

HUION 液タブKamvas Pro16

HUIONというメーカーの液タブ。
15.6インチでスタンドなしの価格は32000円~スタンドありで5万円ほど。
サイドボタンがあり。

コンパクトなデザインで解像度はFullHD(1920×1080)
持ち運びできるサイズと重さ。
ペンは筆圧レベル8192。
対応OSはWindows7以降/macOS 10.12以降。

この価格で液タブが買えるのは凄い、Wacomのちょっといい板タブレット買うお金で買えちゃう。
ただし製品の当たり外れがあるという意見が見られます。
趣味レベルで気軽に始めたいという方は良いですね。
Amazonでたまにセールをしている時を見かけるのでその時は狙い目です。

ミドルクラスモデル 5~10万円台

エントリーモデルより少し上の価格帯。
本格的に作業したい、描きたいという方にオススメです。

Wacom Cintiq 16 FHD

Cintiqのエントリーモデルがアップデートされたもの。
価格は約66000円。

サイズは15.6型(42.2×28.5cm)。
最大表示解像度フルHD(1920 x 1080)となっています。
筆圧レベルは8192レベル。

接続は三分岐ケーブル(HDMI、USB-A、電源)による簡単接続が可能。
対応OSはWindows7以降/macOS 10.12以降。

内蔵スタンドによる角度は19°となっていますが、調整可能(19°~68°)のオプションスタンドも別売りであります。

描き心地が素晴らしい、超時間使用していても熱くならない。
などの意見が見られます。

内蔵スタンドは角度固定ではありますが使いやすい液晶ペンタブレットです。
ちょっとお金出してもいいなという人は選んで欲しい。

Wacom Cintiq 22 FHD

上のWacom Cintiq 16 FHDより大きなサイズモデルです。
僕が使っているのはこのタブレットです。
価格は106000円ほど。

サイズは21.5型(本体サイズ57×35.9cm/画面サイズ47.6×26.8cm)
最大表示解像度フルHD(1920 x 1080)となっています。
筆圧レベルは8192レベル。

接続は(HDMI、USB-A、電源)による簡単接続。
対応OSはWindows7以降/macOS 10.12以降。

 

Wacom Cintiq 16 FHDと大きく違うのはサイズとスタンド。
スタンドにより角度は16°~82°と広く調整可能です。

価格は10万円を超えるのですが、非常に使いやすい。
個人的にはこれがオススメです。

個別にレビューをしていますのでこちらもご覧ください。

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プロ仕様ハイクラスモデル

Wacom Cintiq Pro 24

Wacom Cintiq Pro 24は22万円~とこれまで紹介したモデルよりも高額です。
しかし性能は素晴らしい。

サイズは23.6型(67.7×39.4cm)
最大4K(3840×2160)の解像度を誇るディスプレイ。
筆圧レベルは8192レベル。
OSはWindows7以降/macOS 10. 11以降にて使用可能。

スタンドは折りたたみスタンドで(5°、20°)で使えます。

マルチタッチ機能によりスマホのように指で操作ができます。
さらに作業効率が上げられる「ExpressKeyRemote」が付属されています。
「ExpressKey Remote」は自由にショートカットキーが設定できるリモコンのようなもの。

 

単体で購入すると1万円ほどします。
これがおまけで付いてくるんです。

4kの液晶ペンタブレットが良い!
タッチ機能やExpressKeyRemoteで効率よく作業したいという方にはオススメのモデルです。

Wacom Cintiq Pro 32

Wacom Cintiq Pro 32はWacom Cintiq Pro 24の大型モデル。
価格は36万円~とWacom One 13が9台買えるほどのお値段。
しかし性能は凄まじいです。

31.5型(85.4×50.6cm)の大型サイズでB4用紙二枚分。
小さなタブレットで拡大をすると他の部分は見えませんが、これは画面が大きいので周りが余裕で見えます。
その大きさを活かして原寸大に近い状態での作業が可能です。

最大4K(3840×2160)の解像度を誇るディスプレイ。
筆圧レベルは8192レベル。

OSはWindows7以降/macOS 10. 11以降にて使用可能。

スタンドは折りたたみスタンドで(5°、20°)で使えます。

マルチタッチ機能によりスマホのように指で操作ができます。
さらに作業効率が上げられる「ExpressKeyRemote」が付属されています。

Wacom Cintiq Pro 24と性能は同じく、画面が大きなモデル。
最高クラスの環境で本気で作業したい方にはオススメです。

持ち運べるタブレットなら

これまで部屋に設置するタイプの液晶ペンタブレットを紹介しましたが、持ち運びできるタブレットを使うというのもありです。
自由な場所で描くことができますし、外で急に作業したくなった・アイデアが思いついた時にもすぐに描けます。

Apple iPad Pro

絵を描くのにiPad Proを使うのも選択肢として大アリです。
iPad Proで作業する漫画家さんもいます。

価格は12.9インチ/256GBだと14万円~ほど。
バッテリーは最大10時間駆動するので外でも思う存分描くことができます。

iPad Proを使っている友人のデザイナー3人は、すごく使いやすい!描きやすい!最高!とみんな絶賛していました。

サイズは11インチと12.9インチがありますが12.9インチをおすすめされました。
容量は256GBで十分。

設置型タブレットは単体では機能しません。
iPadはどこでも絵がかけるのはもちろん、動画を見たり本を読んだり様々な使い方ができますね。

raytrektab

raytrektabはサードウェーブ(ドスパラ)から発売されているWindowsタブレット。
価格は8万円~

サイズは10インチとコンパクト。
解像度は1920×1200。

筆圧レベルは4096とWacom One 13と同じレベルです。
メモリは8GB、OSはWindows10 Pro、ストレージはSSD128GBというスペック。

試しに使ってみましたが、普段大きなタブレットで描いているせいかもう少し画面が大きいといいなぁと思います。

コンパクトなので持ち運びがすごく便利ですね。

オプション・付属品

最後に液晶ペンタブレットでの作業に使えるオプション品を紹介します。
これから液タブ作業を始める人はぜひ使ってください。

手袋

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Pro Pen slim

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プロペン2を使っている人で持ちにくいなぁ~と感じる人はPro Pen slimを使ってみてください。

絵を描くソフトならCLIP STUDIO

漫画やイラストを描くのにおすすめのソフトは「CLIP STUDIO」です。
機能が非常に多く、素材も豊富です。
無料体験版もあるので試しに使ってみるのもいいですよ。

CLIP STUDIO PAINT EX

カラーイラストを描く時には「sai」や「Photoshop」も使います。

ペンタブレットの芯が抜けない!簡単に抜く方法は、針で刺す!

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ペンタブレットの芯が抜けなくなった時は針で差して抜いてください。
家に針がない人は持っておくといいかもしれません。

高さ調整

僕は高さが微妙に合わなかったので下に100均のメモ帳を敷いています。
メモ帳は高さ調整に使える!

木製グリップ

木製グリップ葉車堂さん制作のプロペン2用木製グリップを購入して、装着・使用してみました!ワコムのタブレットペンは長く使っていると、経年劣化でグリップ部分がヌルヌルしてきます。その欠点を補うのが木製のペングリップです。さらにこの木製グリップは通常のも...

木製のグリップを作って販売している方がいます。
僕も使っています。
※正規品ではないので故障等には注意してください。

終わりに

以上、液晶ペンタブレットを紹介しました。

様々なメーカーが液晶ペンタブレットを販売しています。
安い製品もありますが、安定性で言えばズバリWacomです。
初めて買う人には少し高いと感じるかもしれませんがWacom Cintiq 16 FHDあたりをオススメします。

個人的にベストなのは「Wacom Cintiq 22 FHD」です。
自分で使っているというのもありますが、画面が大きく角度が自由に変えられるのが良いです。

ワコムの液晶タブレットCintiq 22 FHDのレビューをします。2週間ほど使いましたが、結論から言うと凄く良い!イラストとか漫画を描くのにオススメの液晶タブレットです。この液晶タブレットは2019/7/18にリリースされたものです。秋葉原の電気店で触ってみたら一目惚...

 

正直絵を描くという行為は紙でも板タブレットでもスマホでもできます。
けれど液晶ペンタブレットの快適さや楽さは使ってみると本当に驚きます。
僕も20万円の液晶ペンタブレットを買った時は高いなぁと思ったのですが、こんなに描きやすいんだ!という体験を得られました。

絵がうまくなりたい、快適にデジタル作業をしたい人はぜひ液晶ペンタブレットを使ってみてください。

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