ダイエットのために運動をしたり、食事に気を使ったり薬を飲んだり、努力の方法は人それぞれですよね。
そんなダイエットだけど…ダイエットに効果のある色って知ってますか?
ダイエットのために食事周りの色を変える
結論から言うと、効果があるのは寒色系の色。
食事周りの色を青などの寒色系の色にすると効果があるんです。
具体的にはテーブルクロスや食器、照明などを青などの寒色系の色にするというもの。
え?「色を変えたくらいで変わんないでしょ?」って?
うんうんそう思うよね、一体これにはどんな効果があるんだよ…それは
青は食欲を抑える色であり、これにより食べ過ぎないようにするというものなんです。
寒色系と暖色系の実験
寒色系の部屋・暖色系の部屋 2つの部屋で食事をとる実験をしたところ、暖色系の部屋の方が旺盛な食欲を示したという実験結果になりました。
対する寒色系の部屋では食欲減退という結果になったのです。
そういえば、海外の真っ青なケーキって食べるのちょっとためらうよね!
照明による効果
また、照明の色も食欲を左右する要因となっています。
- 白熱灯による暖色系の照明では消化作用が促進、自律神経が刺激されて空腹感を感じ食欲を増進させました。
- 蛍光灯による白い寒色系の照明では消化作用が振るわず、自律神経が鈍化されて空腹を感じず、食欲がわかないという実験結果になりました。
照明が異なると食欲に与える影響が真逆になる、すごい。
砂糖水実験
食器によって味の感覚が変わる、という実験もあります。
それは
同じ濃度の砂糖水を赤いコップと青いコップに入れ飲み比べを行ってみたら、6割の人が赤のほうが甘く感じたと回答したという実験。
人間だけでなく、野鳥で実験したところ野鳥も赤を選んだという実験結果となったんです。
これにより寒色系の色は美味しそうに見えず、食欲を抑える効果があるということです。
自然界にある果実って赤やオレンジが多いよね、ブルーベリーやぶどうもあるけど暖色が多く感じる。
ということで食欲減衰を狙うなら寒色系の環境を選びましょう。
美味しく見せるなら、飲食店をやるなら
食欲を減らす場合は寒色系が良いという話をしたけど、逆に食事を美味しく見せたい場合は食事周りを暖色系にするのが良いということです。
暖色系には体の新陳代謝をアップさせる効果もあり、お店の回転率を上げる効果もある。
だから飲食店でめっちゃ食べてもらおう!っていう場合は暖色系を取り入れましょう。
あと、食器を選ぶときは白よりも黒の方が効果があります。
黒い食器は料理が映えて美味しそうに見え、食欲をそそるのです。
和食の店で黒い陶磁器を使うことも見られますよね、もちろん料理によりますが。
ちなみに周囲の黒に引き立って対象物が見えることをベゾルト効果といいます。
おわりに
ダイエットのため食欲を減らそう、と考えるならば寒色系の環境にしましょう。
逆に飲食店をやっていたり、料理を美味しく見せたい場合は暖色系の環境にしましょう。
もちろん色だけでなく、行動も必要ですけどね。
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