Wacomのペンタブレットは神製品なのですが、欠点があります。
それは長く使っているとペンのグリップがベタベタすること。
僕もWacom製品は板タブから液タブまで長く使っていますが、ベタベタ問題は気になっていました。
そしてグリップ問題改善のために、様々なことをやってきました。
今回はグリップベタベタ問題のために、僕がやったことを紹介します。
ペンタブレットのグリップに悩む方は参考にしてください。
なお現在は木製グリップを使うことで、快適に作業ができています。
グリップの買い替え
まず最初はグリップを新しいものに買い換えるということです。
当たり前のことじゃん!と思うかもしれませんが、王道にして簡単な方法です。
ペンタブレットのグリップはペンの芯やプリンタのインクのように、消耗品と思って割り切ります。
価格は2本で1650円ほどなのでそこまで高価ではありません。
新しいものに替えてベタベタから開放される、というのがまず最初にしたことでした。
手袋を使う
グリップを買い替えても、また長く使ってるとベタつくんだよなぁ…と思った僕は手袋を使うことにしました。
手がベタベタするなら、手袋をしちゃえば気にならないんじゃないか!ということで手袋をして作業をします。
しかし問題がありました…夏は蒸れて暑い!
それに手袋をしてもベタつき感を感じます。
この方法は効果的ではありませんでした。
なお今では2本指グローブを使用しています。
テーピング
グリップがベタつくなら、その上からテーピングをしてしまえ!と思いテーピングを巻きました。
どうなったかというと、壊れかけのペンのようになり見た目がかなり悪くなりました。
誰かに見せるわけでもないし、いいや!と気にせず使っていましたが…長く使っているとテーピングが汚れます。
そしてテーピングを変えるのですが、剥がした時のネチャリ方はひどくなっていました。
これもあまりおすすめしない方法です。
スリムペンを使う
ペン自体を変えよう!と思い立ち、通常のペンとは違うスリムペンやクラシックペンといったペンを使うことにしました。
なお旧型のモデルで使うのがクラシックペンで、新型モデルで使われるのがスリムペン(Pro Pen slim)です。
スリムペンは通常のペンより細く軽い形状になっています。
グリップ部分もサラサラという手触りで、通常のグリップとは違う劣化がしにくい作り。
価格はAmazonだと約8000円で通常のプロペン2と変わらない価格です。
スリムペンを使えばグリップの買い替えをする必要もないので、よりお得に感じますね。
ただ弾力がない分、持ち続けていたら中指が痛くなるということが僕はありました。
僕はペンを傾けて持つために負担がかかるのかもしれません。
スリムペンが合っているという方にはベストな方法です。
プニュグリップを使う
以前も記事にしたのですがコクヨ製のプニュグリップを使います。
プニュグリップは4本入りで100円~200円で売られている鉛筆用のグリップ。
ですがペンタブレットにも装着ができました。
僕はしっかりと握れたので使いやすかったです。
様々な形状や香りが違うプニュグリップがあるので好みのタイプを探すのも楽しいです。
永久に使えるというわけではなく、劣化することもありますが低価格なのでさほど気にはならないでしょう。
ただしスイッチ部分を覆ってしまうので、スイッチを多用する人には向いていません。
僕はショートカットキーやマウスとの併用をしていたので問題はありませんでした。
木製グリップ
これがベストでした。
木製のグリップを使うことです。
木製グリップはしっかりフィットして描きやすいグリップです。
握ってみてへこむような触感は無いですが、スリムペンよりも指への負担は軽く感じます。
とても軽く、見た目もおしゃれなペンに生まれ変わりました。
黒と木の色っていう組み合わせは良いですよね、AK47のようです。
購入はCreemaというハンドメイド作品が販売できるサイトで個人から購入しました。
葉車堂さん(3700円)とmicchi-さん(6000円)のどちらも購入し、現在はmicchi-さんのグリップを使用しています。
また、Wacom公式の通販サイトにもあります。
通常のグリップと比べると値段はお高いですが、使いやすくベタつきがありません。
グリップ改善まとめ
ペンタブレットのグリップベタベタ問題の解決にはいくつか方法があります。
- グリップの買い替え
- スリムペンを使う
- プニュグリップ
- 木製グリップ
の4つから自分に合いそうなものを選ぶのが良いです。
僕は木製グリップのプロペン2と、スリムペンにプニュグリップをつけたものを使っています。
ペンのグリップベタベタが気になる方は参考にしてください。
動画はこちら
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