仕事場や学校、自宅に野外のベンチ、お店など様々な場所で座る椅子。
ですが、座っていて体に悪い椅子と悪い習慣があります。
結論から言うと、ダメな椅子は
- 環境に合わない椅子
- 柔らかすぎる椅子
- 硬すぎる椅子
です。
体に悪かったり、腰痛になる人が行っている習慣は
- 超時間椅子に座り続けている
- 知らないうちに姿勢が崩れている
などがあります。
僕も昔は腰痛に悩まされていました。
漫画を描いたりキーボードでライティングを続けていて体を壊したんです。
けど椅子や習慣を変えてから腰痛は緩和されました。
今回は、僕が今までに整体師の方やオフィスチェアの販売員の方と話して聞いたことをお伝えします。
腰痛に悩む人は、椅子や習慣を変えてみてください。
自分に合わない椅子はダメ
まずこんな椅子はダメだ、という椅子。
それは環境に合わない椅子です。
「自分には合わない、しっくりこないな~」「違和感を感じるけど我慢しよう」
というのは良くありません。
僕も昔は安い椅子を、クッションがヘタっても使っていました。
オフィスチェアはガス圧で高さを変えられます。
そんなガスが無くなって低い状態でも、姿勢を崩しながら作業を続けていました。
別に椅子なんて何でも良い、そう思いながら座っていました。
けれどある日、急に腰が痛くなったんです。
座っていて合わないなら、すぐに新しい椅子を買ったほうが良いです。
ガスシリンダーはお金はかかりますが、メーカーで交換や通販で購入できます。
安い椅子はクッションがへたりやすいけど、それなりに良い椅子は長持ちします。
1日のうち超時間いる場所、自分の体を預ける椅子にはそれなりにお金は出したほうが良いです。
といっても通販で見ただけではどれが良いかはわかりません。
まずは家具屋さんやショールームで実際に座ってみてください。
もっともこれは自宅での話で、仕事場や学校などで変えることはできない、という場合ももちろんあります。
そんな時はたまに立ち上がってストレッチをしてください。
後でお話しますが、座りっぱなしは良くありません。
たまに立ち上がって少しでも負担を緩和してください。
柔らかすぎる椅子は良くない
僕がお世話になった整体師の先生は昔、柔らかいソファやクッションを使っていたら腰を痛めたそうです。
そこから整体を受けて治療したという話でした。(それがきっかけで整体師になった)
柔らかすぎるソファやクッションを使っていると、体の重心のバランスが崩れていきます。
気が付かないうちに姿勢も悪くなって、疲労が蓄積しある日急に痛み始めることもあります。
柔らかいクッションなどを使っている人は注意してください。
硬すぎる椅子は良くない
柔らすぎる椅子がダメなら硬いのが良いのか、というとそうでもありません。
硬すぎると重みが骨盤の1部分に集中して痛くなります。
僕も一時期硬い椅子に座布団も使わずに座っていましたが、痛くて作業が進みませんでした。
超時間座るには硬い椅子は適していません、重みの分散が出来ないんです。
ただし柔らかすぎるよりは姿勢が保ちやすいです。
柔らかいのもダメ、硬いのもダメ、ならばどうするか。
それは丁度いい椅子を使います。
「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、柔らかすぎず硬すぎない。
自分に合う良い椅子を使ってください。
オフィスチェアと四脚の椅子どちらが良い?
オフィスチェアと4脚の椅子どちらが良いのか?
結論は自分に合えばどちらでも良いです。
しかし、どちらにもメリットデメリットがあります。
オフィスチェアのメリット
オフィスチェアのメリットは
- 高さが簡単に変えられる
- 前傾姿勢にできるものもある
- アームレスト(肘置き)が可動できるものがある
- ランバーサポート(腰や背中を支えてくれる)ものがある
- 左右に回転ができる
- キャスターで移動ができる
- もたれかかれる、背面が可動する
など
オフィスチェアのデメリット
デメリットは
- ガスシリンダーが無くなったら交換する
- キャスターは4脚よりは安定しない、少し動く時あり
- キャスターで床に傷がつくことがある
- ほとんどのモデルでアームレストが付いている(邪魔に感じる人もいる)
などがあります。
4脚の椅子のメリット
4脚の椅子のメリットは
- 安定する
- ガスシリンダーを気にしなくていい
- アームレストが無いものが多い
4脚の椅子のデメリット
デメリットは
- 高さが変えられない
- 立ち上がるのに椅子を引く必要がある
- 機能が少ない
などがあります。
オフィスチェアの方が良かった
自分はどちらも使ってみましたが、結局はオフィスチェアに落ち着きました。
4脚の椅子はテーブルとの高さが合わなかったんです。
高さを変えられないし、立ち上がるのに椅子を引くのが面倒でした。
自分にピッタリの4脚椅子と出会えれば良いですが、展示場で座るのと自宅で使うのでは誤差があります。
実際僕は、買った4脚椅子が無駄になってしまいました。
高いところにあるものを取る時、などは4脚が安定して良いですけど作業で座るならオフィスチェアです。
あとギターを引く人はアームレストが邪魔になることもあります。
アーロンチェアライトはそんな人に向けてアームレストが無いモデルもありますね。
腰痛になる人の習慣
超時間椅子に座り続けている人
超時間椅子に座るという行為は想像以上に体に負担をかけています。
オフィスチェア販売員の人と話した時に聞きましたが
「高機能な椅子は体に良い設計はされている、それでも1時間に1回は立ち上がってほしい:と言われました。
どんな高性能のオフィスチェアを使っていても、超時間座り続けるのは良くありません、
知らないうちに姿勢が崩れている人
また、知らないうちに姿勢が崩れているという場合もあります。
PC作業ではモニターの位置と合わなかったり、集中していて前のめり、猫背になっていることもあります。
これはバランスが崩れて体に負担がかかるので良くありません。
正しい姿勢は背骨がS字になる形なのでこれを意識して座ってください。
自分もモニターの位置が合いませんでしたが、100円均一で買った木箱やホームセンターで買ったすのこでモニターの高さを変えています。
タイマーをかけて体をケアする
僕はたまに立ち上がる、ということを意識するためにタイマーをかけています。
30分に1回タイマーを鳴らし立ち上がります。
その時、自分の姿勢が崩れていないかも注意しています。
腰を痛めてからこの休息プランをするようになり、腰痛が改善しました。
PCアプリでもスマホアプリでも100均のキッチンタイマーでも良いので、たまにアラームを鳴らして立ち上がったり姿勢を見直す時間を作ってみてください。
だたし100均のキッチンタイマーは音量が変えられずうるさいです。
なので音量調整ができるPCツールかスマホアプリが良いと思います。
終わりに
僕はダメな椅子を使い続けて腰痛になりました。
それから健康のために、環境に投資しようと思って良い椅子を買いました。
整体師の話も聞いて姿勢を意識したりストレッチをするようになりました。
時間を区切って立ち上がったり、姿勢を見直すようになりました。
そうしたら腰痛が改善されたんです。
自分に合わない椅子や悪い習慣は体を壊す原因になります。
自分の体を長い時間預けられるベストな椅子で。
注意して正しい姿勢で、いい仕事を続けられるようにしてください。
僕が使っている椅子はこちら
ストレッチはこの本で学びました
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